起業したら資金調達が必要!

会社を立ち上げた時は、多額の資金が必要となります。可能な限りは自力で資本を調達することや、会社の経営に参画してくれる人から集めることが大事です。つまり、自己資本や株主資本で賄うのが基本、ということです。

とはいっても、それだけでは間に合わない、ということも十分に考えられます。では、そのようなときはどうしたらいいのでしょうか。起業した際の資金調達の方法をまとめてみました。

 

融資という形で借入をする

まず、ほとんどの方が思いつく方法は、銀行からの融資です。つまり、お金を借入ることです。ある程度のビジネスプランができていれば借りられることが多いので、検討してみる価値のある方法でしょう。

 

ベンチャーキャピタルから出資を募る

ベンチャーキャピタルとは、主に未上場企業に対し出資を行い、投資した企業を上場させてその株式の売却益を得たり、ほかのファンドに売却したりして利益を得る会社のことを言います。

銀行から融資を受けるよりは、難しい方法かもしれません。ベンチャーキャピタルに「当社は伸びます」ということをきちんと説明できないと出資はしてもらえないでしょう。しかし、出資してもらえた場合、多額の資金調達が見込めるので、自分のビジネスプランに自信がある人はトライしてみてください。

 

デットエクイティスワップを使う

デッドエクイティスワップとは、財務指標改善のための一つの手法です。日本語では「債務の株式化」といいます。DESと略されることもあります。

ある債権者が会社に5000万円を貸し付けていたとします。DESを行った場合、会社がこの5000万円を返済することになります。しかし、実際には会社には返すお金がありません。そこで、返してもらったことになっている5000万円の分だけ、会社の資本を増資することになります。

これらの操作を行うことにより、実際のお金は一切動かないものの、会社として負債が減り、資本が増えることになります。貸借対照表上も、自己資本比率が改善することになるので、いい影響があるといえるでしょう。

 

会社の資金調達方法は様々であり、一概にどの方法を使うのがいいのか、ということは言えません。どの方法にもメリットとデメリットがあるからです。具体的に資金調達を考える段階に入った場合、専門家のコンサルティングを受けてみるのも一つの方法でしょう。

資金調達でお困りの方は是非一度東京あおいろ税務事務所にお問い合わせください!