将来自分の会社を持ちたいと考えている方も多いと思います。
自分の会社を興すにあたって最初に決めなければならないのが経営理念です。
では一体どうやって経営理念を作ればよいのでしょうか?
今回は経営理念の作り方についてご紹介します。
経営理念はどうして大事?
それでは最初になぜ経営理念を作る必要があるのか、その重要性についてご紹介します。
経営理念は不変的な軸です。
経営理念とは自分が何のために仕事をするのかその「目的」を表します。
経営では、目的と目標があります。
目標とは例えば「売上高○○百万円」とか「店舗数を○○店舗にする」とか「上場する」といったようなことです。
これは全て数値で表すことができます。
対して目的や経営理念は、「その目標を実現して何がしたいのか」ということを示しています。
これは自分が「そもそもなぜこの仕事を始めたのか」という根本的な問いの答えとなります。
この経緯英理念がブレてしまうと企業や経営がうまくいきません。
実際に経営理念を作ってみよう!
経営理念の作り方についてご紹介します。
経営理念は次の質問に答えることによって作ることができます。
「自分がそもそもなぜこの仕事を始めたのか?」
「この仕事を通して何をしたいのか」
「なぜ自分は起業しようと思ったのか」
「自分が死んだときに葬式で周りにはどんな人がいて、その人たちから何という言葉をかけてほしいのか」
このような質問を答えることによって自分の価値観というものが明確になります。
それがそのまま経営理念になります。
良い答えを出すためには、良い質問をすることで得られます。
有名企業の経営理念
それでは実際に有名企業様の経営理念を見て参考にしてみましょう。
まずはIT企業を代表するサイバーエージェント様の企業理念をご紹介します。
サイバーエージェント様の企業理念は「21世紀を代表する会社を創る」です。
シンプルですがブレない軸のようなものが伝わってきます。
続いてセブンイレブン様の経営理念です。
「既存中小小売店の近代化と活性化共存共栄」です。
この経営理念からただ、商品を売るのではなく、コンビニ業界全体を変革したいという思いが伝わってきます。
このように経営理念からそれぞれの会社の社風まで伝わってきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は経営理念の重要性や価値から、経営理念を作成するのに効果的な質問、そして実際の有名企業の経営理念についてご紹介しました。
経営理念は自分自身の事業の目的であるのと同時に自分を奮い立たせてくれる言葉であり、自分の会社の原点になりますので、ぜひ一度じっくりお考えください。
ありがとうございました。