将来会社を起業したいと考えている方もいらっしゃるかと思います。

そんな方に知っておいて頂きたいのが「許認可」についてです。

自分の設立する会社に許認可が必要な場合があります。

今回は許認可制度についてご紹介します。

許認可制度とは?

それでは最初に許認可制度の概要についてご紹介します。

許認可申請とはある業種の事業については、会社を設立した際に許認可(許可)をとらないと事業を始めることができません。

会社を設立した後でも、実際に事業を始める前にとれば問題ありません。

ただし、許認可の内容の中には、会社設立時に必要な「定款」の目的に「○○事業が必要」などの条件が入っている場合があります。

自分が設立する会社が許認可が必要で、その許認可の内容を知っておかないと後々めんどくさいことになります。

あなたの業種が許認可が必要かを知っていますか?

それでは、次に許認可が必要な事業の例をご紹介します。

許認可が必要な事業は非常に多岐にわたります。

代表的なものでは居酒屋、焼き肉屋、喫茶店などの飲食業、美容師、化粧品製造・販売、クリーニング業、古物商(古本、リサイクルショップなど)など30種類近くの業種があります。

またそれぞれの業種によって申請先や受付窓口も異なっていますので、注意が必要です。

さらに届け出窓口も政令指定都市の場合には窓口が変わっている場合があります。

許認可申請の手順

それでは最後に許認可の申請方法についてご紹介します。

ステップ1

自分の業種が許認可が必要か確認する。

ステップ2

申請が必要な場合、届け出場所と必要書類を確認する。
窓口に自分が必要な書類の確認をします。

ステップ3

必要書類を準備し、窓口に届け出をする。
このときに「定款の目的で○○事業が明記されていること」とあれば、それを記載しなければいけません。

許認可申請の手数料が必要であれば、そのお金も準備します。

ステップ4

ここまで終わりましたら申請書が交付されますので受け取ります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。起業を考えている方を対象に、許認可の概要から申請の手順まで説明しました。

許認可がおりましたら晴れて事業を始めることができますので、是非最後まで気を抜かずに、取り組んで下さい。
ありがとうございました。