将来独立して起業をお考えの方へ。
会社設立についてまず一番に気になることは設立するための費用のことでしょう。
今回は株式会社を基本として何のために費用がどれくらいかかるのか見ていきましょう！
１ 最低２５万円で株式会社の設立はできる！
会社が設立されるまでの流れで必要となる費用は、
・定款に貼る収入印紙代 ４万円
・定款の認証手数料 ５万円
・定款の謄本手数料 ２０００円～
・登記の際の登録免許税 １５万円（資本金×０.７％）
合計で２５万円ほどの費用が最低でも必要となってきます。
株式会社の設立について詳しくは ７ステップからわかる株式会社の設立の流れ！をご覧ください。
２ 資本金として必要の額は！？
現在では、資本金が１円からでも株式会社の設立が可能となっています。しかし、設立後に
正常な経営環境を保つには資本金１円というのは現実性がありません。
自分の会社の規模や経営種類に応じた資本金の設定が必要となりますが、株式会社の資本金の平均相場は３００万円となっております。
３ 印鑑作成など、その他必要経費
設立後に健全な経営をしていくためには、様々なモノが必要になってきます。
パソコンやプリンターなどの事務用品の費用から、印鑑の作成、ホームページの作成費など、平均して合計で１５０万程度のその他費用が必要になってきます。
４ まとめ
株式会社の設立のためには
登記費用 ＋ 資本金 ＋ その他費用
で５００万円ぐらいはかかってきます。
総務省の統計データを参照してみても、やはり５００万円が設立資金の目安になっています。
また、今回は株式会社に焦点を当ててみましたが、近年急増している「合同会社・合名会社・合資会社」の設立については株式会社よりも少額で可能な仕組みとなっています。
場合と用途に応じては株式会社よりも他の会社形態の選択も視野にいれてみることもお勧めします。
会社を設立するためにはお金がかかりますが、設立後の経営を考え、必要な費用を考慮して
設立前から無駄な経費を削減することを心がけましょう！
なお合同会社の設立費用については
【会社設立の備忘録】設立費用１０万円！？合同会社ってどんな会社！？（合同会社）
をご覧ください。
