ふるさと納税とは?本当にお得なのか?
ふるさと納税というキーワードを最近よく耳にします。
一体ふるさと納税とはどんなものなのでしょうか?ふるさと納税をすることによってメリットは何かあるのでしょうか?
そのあたりについて本記事では説明していきたいと思います!
ふるさと納税は地方自治体への寄付!
最近はやりの「ふるさと納税」。これってそもそも何なのでしょう。そのあたりから話を始めます。
「納税」とあることから税金と混同されがちですが、厳密に言えば「都道府県などの地方自治体に対する寄付金」です。
地方自治体に寄付をすることになるので、お礼の品としてその地の特産品などがいただけるということで人気です。
特産品といってもさまざまですが、中にはプレミアがついている日本酒を出すという太っ腹な自治体もあります。
また、東日本大震災からの復興支援として被災地にふるさと納税をする人も最近では多いです。
まだまだ終わりが見えない復興のためにも、資金は1円でも多く必要ですので、そのニーズにもマッチした制度であるといえるでしょう。
では、ふるさと納税をした場合の所得税の確定申告は?
そこで、ふるさと納税をすると所得税の確定申告はどうすることになるのか、その結果何が起きるのか、というお話をしましょう。
基本的に、ふるさと納税で寄付を行うと、寄附金のうち2,000円を超える部分が、納めた税金から控除されます。これは、所得税と住民税に分かれて控除されます。
また、この手続きを行うにあたっては、地方自治体から交付される「寄附金受領証明書」という書類を確定申告にあたって提出する必要があります。しっかり取っておくようにしましょう。
これの提出を行った後、1,2ヶ月後に所得税からの還付が行われます。さらにそのあと、3,4ヶ月後に住民税通知が送られ、その年の住民税から控除された旨の知が届くことになるのです。
よく、「ふるさと納税を行うと、寄付金から2,000円を控除した金額が還付金として振り込まれる」というマスコミの報道がありますが、あれは厳密には誤り、ということになります。
控除されるという形で税金が安くなる、と言い換えたほうがより正確かもしれません。
いかがでしたでしょうか?
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